ある御利用者様の連絡帳に娘様より、
『昨日、父の首筋に化膿したような傷があり病院で診てもらおうという話をすると、「いけるよ、何ともないわっ!」と強く言われ、私がこれ以上言っても聞いてくれないので説得してもらえないですか?』という内容が書かれていました。
早速、傷を看護士と確認しました。
その傷は化膿してプックリ腫れており、シャツの襟が擦れて痛みもあるとの事。
娘様とお話した事を聞いてみました。
すると、『これな、古傷で2日前くらいから急に腫れてきたんやぁ。痛いけどな、そんでも今は娘も調子悪てしんどい言うてるのに、こんなん言われへんやろ』との事でした。
しばらくお話をして、病院に行く約束をして下さいました。
連絡帳には結果報告を記入し、別紙で娘様宛に書きました。
面と向かって言えない、お互いがお互いの事を気にかけ心配し合っている…素直に言えないこと。
たくさんありますよね。
私たちがその想いをつなぐ役割ができたらこんなうれしいことはありません。
数日後、娘様よりお手紙を頂きました。
先日のブログにもありましたが、私たちスタッフは御利用者様にはもちろんの事、御家族様にも支えられています。
改めて『ありがとう』と言って頂ける事に感謝して、私たちが『ありがとうございます』と感謝の気持ちを持ち、日々向き合っていきたいと思います。