先月のお誕生日で94歳を迎えられた御利用者様。
見学に初めて来られた時は、
「こんな所には来ーへん!!」と仰っているような表情で無口でした。
そんな方にほど、興味を持つ私は、体験の日からグイグイ接しました。
次第に来所される度に、とても素敵な笑顔を見せて下さるようになり、
食事も当初は提供量の半分も召し上がられていませんでしたが、
今では毎回ほぼ全量召し上がられています。
しかも、現在は週3回ご利用になられています。
「もう、いつ死んでもええよ。残すものもないし。
何もないわ。生きててもしゃあない。」
とよく言われていました。
それが、今では・・・
「100歳までいくよ」と言われています。
先日の帰りの送迎車での会話で
「今日も楽しかった。
まだ死なれへんのう!まだこの先楽しみ出来たよ。
あんたの顔も見たいし、また次行くの待ちかねるよ。」
と言ってくださいました。
嬉しくて嬉しくてたまりませんでした。
先日のブログにもありました。
人は誰かに必要とされたい、必要とされる。
本当にその通りだと思いました。
私達は、御利用者様を必要とし、御利用者様にも
私達を必要だと思って頂けるよう、また
1日を愛の家で楽しく嫌なことを忘れることができるくらい、
たくさんの笑顔を見れるよう、精一杯御利用者様と接していきたいと思います。
朝早くに来所され、
大きな元気な声と、素敵な笑顔で、
「おはようさんっ!!」と言って下さる御利用者様。
ありがとうございます。
100歳のお祝いは、大好物の”かりんとう”でお祝いしましょうね♪