昨日の記事に引き続き、今日もかものはしプロジェクト
の活動報告に触れたいと思います。
③孤児院支援
かものはしプロジェクトが行っている孤児院支援。
動画を見せて下さいました。
タイとの国境近くにある孤児院の子ども達の笑顔。
そのうちの一人の男の子のインタビュー動画。
彼はタイのストリートから戻ってきたそうです。
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「将来は何になりたいの?」との質問に、目を輝かせて
「孤児院で働きたい。
僕達のような子どもたちを支えたい。」
とのことでした。
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その子どもたちを見て、「わぁ素敵♪」
と思いました。
一人一人の力は微力でも、
諦めずに頑張ることで、少しずつ連鎖が生まれる。
一人、また一人、と”誰かのために働きたい”
そう思える連鎖が生まれる。
かものはしプロジェクトはその原動力になっているんだなぁ~
そう感じました。
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④警察訓練支援
カンボジアでは政府が警察を訓練するだけの力はないようですね。
UNICEFやその他国連機関がカンボジア警察の訓練費用を出しているそうです。
かものはしプロジェクトからも費用を提供しているそうです。
その警察ですが・・・
話を伺うとひどいこと・・・
その日暮らすお金がなくて、タイへ出稼ぎに出た子ども達がカンボジアに戻ると
警察は「タイへ不法入国していた者」として扱っていたそうです。
(は?なんで?って感じですが。)
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そしてその子ども達を牢へ閉じ込めて、
そこでレイプや虐待などを行っているケースも多かったそうです。
警察官がですよ?
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その警察の根本的な意識を変えるための、警察訓練。
その効果も現れていて、児童買春の検挙率が右肩上がりらしいです。
村田さん曰く、子どもを買う側、買われる側、
両方を減らす必要があるとおっしゃっていました。
でも、未だに子どもを買いたい側から攻撃を受けることもあるそうです。
「負けないで頑張って下さいね」との私の言葉に、
「大丈夫です。負けません。」と力強くおっしゃっていました。
今後は、ベトナムやインドでも児童買春の調査を始められるそうです。
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本当に素敵な方でした。
”日本の若者は全然捨てたものじゃない”と思いました。
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最後に村田さんはこうおっしゃっていました。
「子ども達を助けてあげてるのではありません。
好きでやらせてもらっていることです。」と。
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でもそれって介護も一緒ですね。
「高齢者の方の介護をしてあげているのではありません。
好きでさせてもらっていることです。」
介護職の人も謙虚な気持ちを忘れてはいけないですね。
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最後少し脱線しましたが、
今回村田さんにお会いできたことは光栄でした。
いろんなことを勉強させて頂きました。
村田さん、本当にありがとうございました。
そして、かものはしプロジェクトの皆さん、
大阪の端っこからこれからも私は応援しています!
頑張って下さいね