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介護にまつわるエトセトラ

心がある先生、心がない先生

先日、利用者さんのある手続きの為、

精神科を受診する事になりました。

良い先生がいらっしゃる個人クリニックをいくつかあたるも初診は数か月待ちとの事です。

困りました。

 

どこの病院にしようか悩んでいた時、訪問介護のリーダーや主任が 「K先生という、とても良い先生がいますよ!」と声を掛けてくれました。

この辺りでは有名な精神科単科の大きな病院で、介護施設も手広く展開されています。

早速病院に初診依頼の連絡したところ、あいにくK先生は初診は受けない事になっているとの事でした(涙)

 

ワーカーさんに事情を話すと、明日k先生が出勤したら相談し折り返し返事をするとの事で1日待つことになったのですが、翌朝一番にお返事をいただき「事情が事情ですので、K先生が診察します。」との事で予約を取って下さいました。

 

 

早速、初診に伺うと人柄の良さがにじみ出た本当に良い先生でした。

何より患者さんへの優しい対応、優しい言葉遣い、不安いっぱいの家族さんに対する傾聴や気遣い等、数えたらきりがないほど良い先生で驚き本当に嬉しくなりました。

 

お薬もご家族にメリット、デメリットを丁寧に説明し、ご家族が希望したことで2週間だけ服用し、ご本人の副作用が勝ってしまうなら服用をやめるという事になりました。

何から何まで行き届いた先生で本当に有難いないと思いました。

診察までかなり待たされましたが、こちらが気を遣うほどしっかり時間を掛けて診察して下さいました。

 

 

きっとご自身の時間を割いて患者さんを診ておられるのでしょう。

以前勤めていた病院でも凄い先生がおられました。

下手すると午前診が夕方まで長引き、遅い昼食を摂ってすぐ夜診に入るような時もあったように記憶していますが、暫くして独立されました。

(なので良い先生はいずれ独立されるのかなと思っていたので意外に思いました。)

 

 

仕事柄、利用者さんと一緒に病院に行く事が多々ありますが、心の無い先生が多い事に驚かされます。

というか、それが普通になってきています。

忙しすぎてそうなるのか、先生、先生と崇められ裸の王様状態になってゆくのか分かりませんが、聞きたい事も聞けず、言いたいことも言えず、先生の顔色を伺う患者さんがどれほど多いでしょう。

良い先生がいる!と驚くような世の中であっては決していけないですよね。

 

 

これからもK先生のような患者思いの素敵な先生が増えますようにと切に願います。

k先生有難うございました♪

(初診の受付ができないとの事ですので、病院名は伏せておきます。)

 

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