先日、利用者さまのモニタリングが終わり、
近くに住む娘さんと立ち話をしていました。
その際、娘さんのご主人から「休憩に入ったよ!」と連絡があった事から
ご主人のお仕事の話になりました。
娘さまのご主人は障害をお持ちなのですが、職業訓練を重ねてこられ、ようやくご自宅での勤務をバリバリこなすまでになられたそうです。
お忙しいなか奥様の協力のもと職業訓練をされていたのを知っていたので、本当に喜んで話を伺っていたら「仕事場を見せてあげようか?」と言われ、あつかましく娘さん宅にお邪魔しました。
まず、専用の仕事部屋がありました。
(リビングの一角やテーブルの一角という訳にはいかないのかもしれませんね)
そこにはパソコンが2台あり、在宅勤務に関わらずネットワークで皆の顔を見ながら仕事をされるそうで何だかとてもカッコ良かったです!
勤務中はパソコンの前から離れる事ができないらしく、また、ご家族も自由に出入りできないようで、休憩に入る際に連絡が入るそうなんです。
ご主人も休憩中にも関わらず仕事内容の説明をして下さり本当に嬉しかったですし、障害者雇用の実際に触れる事ができ大変勉強になりました。
その後、娘さんから伺ったのですが「主人は職業訓練の場で本当に沢山の障害を持った方と接し、様々な障害者のご苦労が分かったので、障害者用の駐車場は絶対にあけておいてあげないといけないよ。」と言われたそうです。
何より、障害があるご主人も、もっと困った方の為にと障害者スペースの駐車場は使われないとの事でした。
その、人を思いやる優しさに感動したと同時に、健常者である私たちがもっと出来ることがあるんじゃないかなと考えさせられました。
皆がこのような優しい気持ちで生活できれば、障害者はもっと生活しやすくなるのになと思います。