まだまだ寒い日が続きますね。
この寒い時期、デイサービスを利用されている利用者さんには必ず
「デイのお風呂でゆっくり温まれていますか?湯上りに寒くないですか?」
とお聞きするようにしています。
有難いことによく温まりとても満足しているとの言葉をいただきますが、本当にこの時期、デイのお風呂を満足に入っていただく事は大変です。
私も随分あれこれ考え介助させていただいたのを思い出します。
まず衣類が多く着脱に時間が掛かるうえに、寒さで身体が温まるまで時間が掛かります。
おまけに個浴なのでかなりの時間を要し、お風呂は常にフル回転です。
それでも時間は限られていますのでスタッフは色々なアイデアで利用者さんを満足させてくれているのです。本当に有難い事です。
かと言って、全ての利用者さんが満足されているとは思っていません。
利用者さんは寒くても我慢される方もおられますし、自分で意見を言えない方もおられます。
「スタッフは一生懸命やってくれているから」と気を遣って本当の事を仰らない利用者さんもおられるはずです。
一番分かりやすい目安は裸の利用者さまに対し、介助者はユニフォームを着て、利用者さまより高い位置で重労働を行う訳で、利用者さんと介助者の適温は全く違うはずです。
もちろん入浴中は換気扇も止めますので不快なほど蒸し暑く、サウナの中にいるようで冬でも汗が流れ出るほどです。
介助者が温かくて心地よかったり、汗ひとつかかない時は利用者さんが我慢されていると思った方が良いかもしれませんね!