ある利用者様。
娘さんとご主人で認知症の奥様を介護されています。
それはそれは深い愛情で接しておられ奥様もいつも幸せそうな表情をされています。
日々の介護はもちろんですが、便が出なければお腹をマッサージし、眠れないようなら優しく身体をさするというような心のこもった介護です。
あまりの熱心さに、ご家族の体調を気遣うと「夫婦はねいい時ばかりじゃない。
悪くなった今、精一杯のことをしてやってようやく本当の夫婦になったような気がする。」
そして「神様はね、自分が出来る事をし尽くしてからじゃないと願いを叶えてくれないんですよ。だから私はできる事を精一杯させてもらって、人間の領域ではなんとも出来ないことだけ神様にお願いしてるんです。」と。
深いお言葉ですよね。
ろくに努力もせず他力本願な自分が恥ずかしくなりました!
人生の大先輩のお言葉には重みがあります。
今後の教訓とさせていただきます!