スタッフブログ

介護にまつわるエトセトラ

ペコロスの母に会いに行く

さっき、父ちゃんが

訪ねて来なったばい

なあ ユウイチ

私がボケたけん

父ちゃんが現れたとなら

 

ボケるとも

悪か事ばかりじゃ

なかかもしれん

 

 

 

という広告を見て、

私はこの本を購入したいと思いました。

 

この本の作者は62歳の男性。

認知症になられたお母様との日々を綴ったコミックだそうです。

 

認知症になられた方って、

昔のことをふと鮮明に思い出されますよね。

 

鮮明に思い出す対象が、

例えば亡くなったご主人であったり、

お子様のことであったり、

バリバリお仕事されていた頃のご自分であったり、、、

もちろん、十人十色ですね。

 

きっとそのどれもが

その方の人生において

とても大切で、何者にも侵食されるべきものではない

大切な大切な宝物なんだろうなと思います。

 

 

時々考えますよね。

”いつか自分が認知症になったら”

 

忘れたくない思い出まで忘れないといけない

周りの人が誰だかわからなくなる

思い出の中の家族は認知できても、

今の家族の認識が持てなくなる・・・

 

不安でたまらないと思います。

”自分”という存在がなくなってしまう、

そんな感覚かもしれません。

 

そんな時、どんな方に介護してもらいたいか。

テキパキと流れ作業で介護する人なのか、

自分の気持ちを理解しようとしてくれる人なのか、

保育園児を相手にしているような言葉遣いで声をかけられるのか、

どうでしょう?

 

”認知症の方の気持ちを想像する”

それって介護に携わる私達にとってとても大切なことなのかもしれませんね。

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