スタッフブログ

介護にまつわるエトセトラ

主たる介護者不在の思わぬ展開

担当の利用者さま。

実の娘さん夫婦とお住まいなのですが訪問の度にお婿さんの悪口を仰います。(笑)

悪気は無いのですが他の話をしていても最後にお婿さんの悪口でしめるといった感じです。(笑)
 
(でも家族様とお話する限りお婿さんも娘さんもとても良い方なのですが…。)
 
 
いつも否定も肯定もせずやんわりと話を伺っている事が多いのですが、そんな矢先その娘さんが入院されたとの事。
幸い大した事はないそうですが、介護の全般を担って下さっていたので留守宅が心配です。
 
 
何より犬猿の仲のお二人だけになってしまいます。(笑)
早速事情を伺いに行ったのですが何やらいつもと様子が違います。
 
 
何と娘さんが入院してからというものお婿さんが何かと気をつけて世話をしてくれるとの事。
 
「食べたい物はないか?」
「困ったことは無いか?」
「一緒に見舞いに行こうか?」etc.
 
サービスを増やしてもらおうと思ったけど婿が機嫌よく世話してくれ、
婿の顔も潰したくないので頑張ってみるとの事なんです!
 
 
これって凄いことじゃないですか?
主たる介護者不在というトラブルで家族との確執の溝が埋まろうとしています。
 
 
いつか来る最後の日に「良い人生だったな。」って思う材料が増えたっていう事です!
 
私達は全ての利用者さまにそう思って欲しいと思ってお仕事をさせていただいてます。
 
お嫁さんにはお気の毒でしたが入院も必然だったのでは?
と思えるようなとっても不思議で嬉しい1日でした
 

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