スタッフブログ

介護にまつわるエトセトラ

擬似体験

先日、当事業所内の合同研修で高齢者の疑似体験を行いました。

麻痺を利き手側にして右半身の可動域を制限します。

白内障&視野狭窄の見え方のゴーグルを付け、

ヘッドフォンで両耳を覆う。

4キロの重りを入れたベストを付けて移動…。

驚きました。

一人では怖くて歩けない。

 

↑↑

<疑似体験研修の様子>

重さもそうですが見えにくい事と視野の狭さに恐怖を感じ、

思い通りに身体が動かない事で不安が倍増しました。

利用者さまはこんなご不自由があるのだと改めて実感しました。

介護に携わる全ての方に是非体験していただきたいと思いました。

個人的に体験したく、皆にも体験して欲しいのはオムツ内の排泄です。

オムツ交換はとても大切な介助ですが、

1番利用者さまの尊厳を傷つけてしまう介助でもあります。

自分のオムツをスタッフに替えてもらう訳にはいかないでしょうが

オムツ内に排泄する屈辱感や排泄後の不快感を実感するのはとても良い経験になると思います。

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