ケアマネージャーの研修会で、
こんな題材が出されました。
「今が40年後としましょう。
あなたは要介護状態。
介護を受ける立場です。
さて、どんな人に介護してもらいたいですか?」
という内容です。
私は、「上から目線じゃない人」かなぁ~
と考えていました。
というか、漠然と考えて介護を受けるって
嫌なものだなぁと感じました。
人の世話になるって、負い目を感じますよね。
現在介護を受けられている方も、
40年前は、「人の世話になんてなりたくない。」
って思われていたかもしれません。
いやおうなく、
人の世話にならざるを得ない人の身になってみたら、
上から目線の介護なんて拷問に等しくないですか?
想像してみました。
私は全身麻痺です。
喋れません。
孫ほど年が離れている介護職員(※注 しかも孫ではない)に、
「〇〇さんに薬飲ませたぁ?」とか
「〇〇さんに早くご飯食べさせて。」とか
「もー何回言ったらわかるん!?」とか
目の前で言われているのを聞くってどうでしょう?
あなたに私の何がわかるの?
私は物じゃないの。
そもそも私の何を知っているの?
今は健康なその身体も何十年も経てば私達と同じようになるかも。
というか、なればいい!!
なってみたらいい!!
今は健康だからって・・・
若いからって・・・
人を上から見下ろしていいの?
諦めの境地。
天からお迎えを待つのみ。
そんな状況になるのは目に見えています。
と
いうことで、
上から目線の介護は根絶やししましょう。