利用者さま本位のサービス。
もちろんそれが一番です。
殆どの利用者様がご自身の希望通りの生活を送ってらっしゃいます。
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でも、「希望通りのサービスじゃない!」と思っている方もおられるかもしれません。
何故なら沢山の方がショートスティを利用されていますが
ショートスティ等のお泊りサービスを自ら進んで利用される方は少ないからです。
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家族さまの希望もあり色々なサービスを利用しながら月に2~3泊程度ショートスティも利用し、
万が一の時にお泊りのサービスを利用しやすくできるようになさっています。
(急なショート利用等はできませんし、希望どおりの利用はかなり困難です。)
もちろん大家族で交替で介護できる方はニーズも少ないですし必要性は低いと思います。
しかし最近ではマンツーマンの介護も珍しくありません。
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そんな家族様にはショートスティ等のサービスは必要だと思います。
家族さまは仰います。
月1回のショートがあるから大変な介護も頑張れると。
それをネグレクトや怠慢だとは全く思いません。
どれだけ熱心に介護する気持ちがおありでも人間は完璧ではありません。
家族様が介護を理由に全てを犠牲にしてしまうと何処かでバランスが崩れます。
また先の見えない介護に行き詰まる方も出てこられます。
なので不本意なサービスを計画しているように思われるかもしれませんが
本当は利用者様がいつまでもご自宅で快適に過ごせるよう祈ってのことなのです。
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でも、きっと利用者さまは分かって下さっていると思っています。
「ショートなぁ。あんまり行きたくないけどな…行ってるよ。」や
「先月は休んだけど今月は行くわ!」
と利用を継続されているんですよね。
※決してショートスティの対応が悪い訳ではなく住み慣れた家が一番居心地が良いという理由です。