私達の事業所はあくまで
在宅介護サービスの提供をさせて頂くことです。
在宅生活を送る利用者さまの支えになるよう、
ヘルパー派遣やデイサービスでのサービスを提供させて頂いているのですが・・・
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有料老人ホームに入所されることになった利用者さまに関する疑問。
今までも数多くいらっしゃったのですが・・・
入所される有料老人ホームによって、
利用者さまがご希望するサービスを使えないことがあるんです。
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利用者さまは、賃貸住宅に入所するよう感覚で、
有料老人ホームや高専賃に入所されることがあります。
当然、介護サービスはご自分のご希望のところを利用されるおつもりです。
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しかし、それが認められないことがあるんです。
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ご自分のご希望のサービスが使えない＝
ヘルパー派遣もデイサービスも全て単独事業所（入所された有料老人ホームと同系列）
で提供することになります。
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以前、そのケースがありました。
３年くらい前でしょうか・・・
利用者さまが入所されることになりました。
ご自身の意向ではなく、親族の方が決定されたことです。
弊社の介護サービスはやむなく終了です。
後に、たまたま入所された後のケアプランを目にする機会があったのですが・・・
プラン内容は明らかに違和感満載でした。
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身体介護３０分が頻回です。
内容をお聞きすると、自室～食堂までの歩行介助だそうです。
そのサービスが１日３回。
朝・昼・晩です。
その割りに、全てを網羅していないので、理由をお聞きすると、
「単位が目一杯で入らないから、抜いているところは
仕方がないので、ボランティア（？）で行い請求しないんです。」
とのことでした。
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でも、この方・・・
歩行介助に付添が必要な方ではないのです。
要介護１の利用者さまでした。
ご自分で杖歩行されています。
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弊社のサービスをご利用されている期間に、
限度額目一杯までお使いになられるようなことはありませんでした。
独居の方で、
閉じこもり予防のため、週に数回のデイサービスご利用の方でした。
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介護に携わる人なら少なからず違和感を覚えられるのではないかと思うのですが・・・。
そのようなケアプランがまかり通ってしまう有料老人ホーム。
しかも、極めてクローズド（閉鎖的）な環境です。
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有料老人ホームへ入所をお考えの方は、
きっちり下調べされた方がいいように思います。
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もちろん良心的な経営をされているところももちろんたくさんおありだと思います。
他事業所が介入しなくても、単独事業所で、適切なサービスを展開されている
事業所さんももちろんおありだと思います。
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別に有料老人ホームの悪口を言う気はないのです。
ただ、閉鎖的な空間の中で、適切なケアプランがきちんと立てられているかどうか、
そして、適切なサービスが提供されているかどうか、
きっちり見極めて頂くことをおススメします。
（ご家族がいらっしゃる方は）
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利用者さまは弱い立場だと思います。
中にはご自分の主張をきっちりできる方もいらっしゃいますが、
多くの方は、ご自分の主張もできず、
ケアプランの内容まで口出しできないことが多いです。
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そのような弱い立場の利用者さまを守るための措置が
今後必要になってくるのではないでしょうか。
