利用者様とのお別れは・・・
本当にいつも突然やってきます。
92歳お独り暮らし。
90歳を超えた年齢を感じさせない若若しさ
若い人に教えてもらわなあかんわ。
今の若い人は何でも良く知っている。
便利良く上手に暮らしている。
私はため込むばかり。
あれもこれもとため込んで捨てられへんねん。
と言われているかと思うと
矢継ぎ早に
今日はお弁当どんな物入れたの?
昨日のおかずは何こしらえたの?
ああ。いっぱい聞きたいわ
いつもちゃめっけたっぷりお話し下さっていた利用者様。
明るい笑顔が忘れられません。
二日前にお会いした時にはあんなにお元気だったのに。
訃報を聞いても信じられず
お通夜に行かせて頂いても信じられず
20日たった今でもまだ信じられません。
サービスが終わり帰ろうとしていると
伝い歩きしながら必ず玄関まで見送って下さいました。
外に出て車が見えなくなるまで手を振って下さっている利用者様が
ルームミラーに映っていました。
訪問介護という仕事に出合えてよかったと思える瞬間でした。
いつも温い心を有難う御座いました。
そして・・・
いってらっしゃい。