ある日の朝、スタッフが1人休みました。
その為に送迎が一部変更せざるをえない状況になり、バタバタでした。
とにかく利用者様に迷惑がかからないように務めます。
が、この日は負の連鎖かのようにミスが続きました。
1人の若いスタッフが送迎時、利用者様のお迎え時間を2度変更しなければならなくなり利用者様の機嫌を損ねてしまいました。
その利用者様はいつも早くから用意して下さっており、片足が不自由な為に移動も息を切らして歩かれています。
そのスタッフがようやく、自宅に着くも利用者様は『行かない、休む』との訴えをされたそうです。
それでも、スタッフは来て頂くようお願いをしてなんとか来所して下さいました。
送迎から戻るなり、スタッフは泣いていました。
全て自分のせい、自分のミス…
と責めていました。
私も送迎に出ていた為に状況を把握出来ずでしたが、状況確認をして利用者様に声かけをしに行き謝罪しました。
現場で起こった事は私の責任でもあります。
利用者様との話で『私もワガママやから。あの子に困らしてごめんやで。って言うといて』と言って下さいました。
本当に優しいお言葉でした。
スタッフにその言葉を伝え、私は『よく頑張ったな。嫌な思いもしたやろうけど、よく頑張った。落ち着いたら戻っておいでや』と言いました。
その後は、しっかり笑顔でフロアに戻り業務をこなしていました。
気のせいか、いつもより言葉使いが出来ていて(笑)
次にすべき事は何なのかがはっきり見えていました。
頑張ってました!
私たちは、利用者様が一番ですが、スタッフも大事です。
起こった事に対しての対応、解決法、その後のフォローは忘れてはならないです。
この日のような、忙しいから、バタバタしてたは理由になりません。
しっかりスタッフ皆が声を掛け合って協力しあいながらその場の状況に対応していきます。
今日の事でそのスタッフも少しは強くなったかな?
次は同じ事のないように対応策もしっかり頭に入れて今後に繋げていってもらいたいです。
いつも頑張ってる姿はちゃんと私も知っています。
頑張っていこうぜ!
若手スタッフ☆☆☆
(※ちなみに当デイサービスでは、
介護スタッフは規程より多めに配置しておりますので、
人員基準は満たしています。)