先月、日本のマザーテレサと言われている
佐藤初女さんの講演会に行ってきました。
御年94歳。
講演会のために遠路はるばる大阪まで来られて、
檀上では車椅子に座っていらっしゃいました。
素晴らしい方だと思います。
でも私には無理をなさっているように見えて、
お気の毒でした。
佐藤さんは、岩木山麓にイスキアというお家を設立され
全国から悩める人たちを受け入れているそうです。
佐藤さんは何を言うでもなく、説教するでもなく、
ただ美味しい手作りの自然のご飯を提供して、
横にいるだけ。
それだけで人が癒されてまた社会復帰されるそうです。
すごいことです。
ちなみにイスキアとは・・・
イタリアのナポリに大富豪の息子であり美しく教養の高い若者がいました。
地位も財産も能力にも恵まれ、何不自由ない生活を送っていたその青年が、
ある夜愛する美しい娘とボートで湖へ漕ぎだし、娘が彼の愛を受け入れた時、
彼はすべての点で満たされたと思った途端にどうしようもない虚脱感と倦怠に
襲われたのです。
なにもかも退屈で何もする気になれない彼がふと思い出したのは
子ども時代に父親親に連れられてよく訪ねたイスキア島のことでした。
少年時代のあのみずみずしい感覚、すべてのものに好奇心を持ち、
いきいきと生きていた自分をもう一度取り戻したいと思った声援はイスキア島へ出かけます。
今は廃墟となって誰1人住む者もない島の真ん中に教会があり、
その一角にある司祭館に青年は住むことにしました。
地中海に浮かぶイスキア島から眺める風景は静寂につつまれ、
夜になると塔、城壁は月光を浴びてひかり、一服の絵のような美しさでした。
この美しい光景を眺めているうちに青年は自分自身を見つけることができ、
新たな力を得て現実の生活に立ち戻ることができました。
以上資料より抜粋でした。
イタリアの島の名前が由来になっているそうです。
佐藤初女さんの文章を紹介させて頂きます。
佐藤さんが仰っていました。
毎日のご飯に感謝して、
素直に生きていきましょうと。
佐藤さんは敬虔なキリスト教徒なので、
「全てのことは神様のお計らい」と仰っていました。
私もそう思っています。
だから凹むことが起きても腐らず前向きにボチボチやってこれています(笑)
佐藤初女さん、
素敵な時間をありがとうございました。