防災対策庁舎。
津波が来ているので避難するように最後まで呼びかけていた職員の女性がいたことで知られています。
本当は最後まで残っていたのはこの庁舎の上司だったそうです。
津波が襲う10分前に交代したそうですが、今だにこの上司は見つかっていません。
庁舎の上の鉄塔があります。
最後までこの鉄塔につかまり救助を待って頑張った方々がいらっしゃいました。
この庁舎の前には病院がありました。
病院の屋上ではSOSと記し助けを待っていました。
病院なので自力で階段を上がって行くことができる方は少なく病院関係者を含め約4割の方しか助からなかったそうです。
この場所も何もかもがなくなっていました。
津波が何もかものみ込んでしまったのです。