先日、ある冊子に載っていた
「生きていくことは」という歌を紹介した記事が素敵だったのでご紹介させて下さい。
生きているということは
誰かに借りをつくること
生きていくということは
その借りを返してゆくこと
誰かに借りたら誰かに返そう
誰かにそうして貰ったように
誰かにそうしてあげよう
生きていくということは
誰かと手をつなぐこと
つないだ手のぬくもりを
忘れないでいること
めぐり逢い愛しあいやがて別れの日
その時に悔まないように
今日を明日を生きよう
人は一人では生きてゆけない
誰も一人では歩いてゆけない
すごくいい歌である。
私はこの歌が大好きだ。
この「借りをつくる」という言葉はあまりいい響きではないかもしれない。
しかし、これが現実であり、真実だと思う。
この歌は「生きているということ」と「生きていくということ」の意味を端的に表現している。
この二つの言葉を日々唱えるだけでも、生き方の方向が変わるのではないだろうか。