皆さん、はじめまして。ヘルパー派遣スタッフリーダーのフジと申します。
先日、利用者様の言葉に感激し涙がでそうになりました。
平成17年から利用して下さっているAさん、このたび退院直後から下肢筋力低下、
ベッド上での寝たきり生活となりました。
お独り暮らしのため、ご家族は「トイレは一人で行ってもらわないと困る!」と厳しい口調で
一点張りです。
精神的に落ち込みがひどく無気力で自分の殻に閉じこもっていらっしゃいました。
毎日ヘルパーが訪問し、なんとか笑顔を見せて頂きたくあの手この手で会話の糸口を
つかもうと努力しました。
最初は幾度の声かけにも応答なかったのが、少しずつヘルパーの介助で立ち上がりが
できるようになり、座位が取れるようになって、、、ついにポータブルトイレへの移動成功!!
その後は徐々にオムツから紙パンツに替え、少~しずつポータブルトイレをベッドから離してゆき
トイレへ近づけてゆきました。
今ではお独りでトイレへ行くことができるようになり、ヘルパーとも冗談を交えて会話が弾むように
なりました!
それだけでも感動!なのですが、それ以上に嬉しいお言葉を頂くことになりました。
先日ご家族から連絡が入り、「孫がヘルパーの免許を取ったので、孫が所属している
ヘルパーステーションに代わらせたい。」とおっしゃられました。
ご本人のご意向を確認させて頂き、ご家族へ返答させて頂くつもりだったのですが、
ご本人のお口から思わぬ言葉を頂くことになりました。
「今の自分があるのは愛101のおかげ。どこにもいかない!最期まで愛101の世話になる!」と。
ご本人もお孫さんは可愛いはずなのに・・・。
「みんなの努力が実った!」と嬉しくて涙が出そうになりました。
今後もお元気で長生きして頂きたいです!