先日、北野たけしさんが、ある番組で
「今の時代、個性、個性と変なとこにこだわるからダメだ。学校の校則なんかも、もっと厳しくしちゃった方がいい!
校則があるから、いかに先生の目を盗んで悪さをするかを競っているみたいなとこがあったのに、最近は個性を尊重しすぎて何でもありになっている。
仮に先生の目を盗んで学校にナイフを持ってくるのがカッコイイみたいなのがあるのに、何でもオッケーならその中で目立つにはそのナイフで人を刺すしかないもの…」
と、いうような事を仰っていました。
極端な例ではありますが、以前頻発していたバカな投稿写真の事件が頭に浮かびました。
それに、年々考えられない残酷な事件が増え続けています。
今までそんな人達の気持ちが理解出来なかったのですが、たけしさんの話を聞いて少しだけ頷ける気がしました。
でも体よく個性尊重と言っているだけで、人間関係の希薄さが全ての根底にあるような気がします。
私も希薄な人間関係に心地よさを感じる部分が無いとは言えないので偉そうな事は言えませんが、きっとそれじゃダメなんです。
人と関わることしか人間性は育たないんだと思います。
今の世の中を批判するだけじゃ何も解決しないですよね。
こうなってしまった原因は少なからず自分達にもあるのだと自覚して、それぞれができることをしていかないと、日本はもっとダメになるような気がします。