先日、乙武さんが入店拒否された件で、
ツイッター(?)ブログ(?)が炎上したとニュースになっていました。
<概要>
車椅子であることを告げずに乙武さんが
人気イタリアンレストランに予約を入れた。
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お店側は急な車椅子対応が難しかった。
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入店拒否した。
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乙武さん曰く、入店を拒否された自体が問題ではなく、
その対応に心がなく悲しかった。
(同伴していた友人が店主の対応に泣き出された)
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そのことをツイッターでつぶやいた
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レストランの実名を入れたツイッターであったことで炎上
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レストラン側は謝罪し、乙武さんとは和解。
ということでした。
乙武さんは頭の良い方です。
レストラン側が誠意ある説明をされていたら、もちろん理解されたでしょうし、
最初からこんなことにはならなかったと思います。
というか、この出来事自体、
誰も悪くないと思うのです。
(店員さんの対応の良し悪しは横に置きます。)
車椅子であることを予約時に伝えなかった乙武さんも悪くないし、
レストランが急に対応できない・・・というのも構造上またその日の人員配置上、
無理なら仕方のないことだと思います。
私が思うこの出来事の1番の問題は、インターネットの書き込みの方かな、、、と。
乙武さんは本名でツイッターやブログをされています。
そこへ、匿名で(実名ツイッターもありますが。)ネット上に
好き勝手になんでもかんでも書き込む誹謗中傷。
いくら相手が有名人だから、芸能人だから、といって、
ストレス発散になんでも好きなことを書く
というのは人として絶対にやめて欲しいことです。
相手は人間です。
人を傷つけるような誹謗中傷は絶対によくありません。
人を傷つけるだけ傷つけて、自分は一切傷つかないのは卑怯です。
匿名だから、書き込む側は書きっぱなしですもんね。
書き逃げですね。
車で人を跳ねて逃げる、当て逃げと変わらないですよ。
前にも書きましたが、
What goes around, comes around.
です。
自分から発信されたものはいずれ自分に戻ってくるのです。
人を傷つけた分、自分に戻ってくるものだと私は思います。
ところで、このレストランの一件ですが、
店員さんで介護士の方が数名いたら良かったのになぁ~と思います。
車椅子の方、障害をお持ちの方が、
気兼ねなく、ショッピングしたり映画を観たり、外食したり、
、、、そんな時代が早くくればいいですね。
どんな場面でも”介護”がスタンダードになる。
”介護”を受ける人が特別な少数派ではなく、
いかなる社会的サービスも”介護”を想定したものに早くなればいいですね。