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チップ文化にみる日本とアメリカの違い

先日知り合いのアメリカ人教授と

チップについて話題になりました。

「例えば高級レストランで100ドルの食事をした場合、

チップはいくら置く?」と聞かれました。

 

10ドル??

と私が聞くと笑い出しました。

「それだとうちのMOTHERと一緒だ。

恥ずかしくて一緒にレストランに行けないね」

とひどい言葉を浴びせられました(笑)

 

仕方ないじゃないですか。

私が海外生活していたのも遠い昔。

しかもオーストラリアが1番長かったため、

チップの習慣は身についていないのです。

 

10~20年前は確かに10%前後だったそうなのですが、

最近は20%が当たり前なんですって。

 

でもなんだかそのシステムおかしくないですか?

20%が当たり前って・・・

日本では消費税が5%→10%になるだけで

大変な騒動です。

20%の課税だと思うと法外です。

 

であれば、最初から商品金額に入れておいて頂きたいものです。

その方が働く側の人々にも平等に分配されるでしょうし、全てにおいてフェアです。

 

・・・あっ!

そうでした。

 

アメリカは根本的に納税意識や社会保障にかかる意識が違うのでした。

所得に応じて平等に納税して・・・

というのは極めて日本人的な考え方なのでしょう。

 

アメリカの人々は自己責任文化ですから、

納税を嫌がる人も多いですし、だからこそ社会保障制度でさえ自己責任なのでした。

裕福でない方は病院にもおちおち行けない・・・

というのが現状のようです。

 

ですから、昨今話題になっているTPPによって

日本が誇る国民皆保険制度が崩壊することは恐ろしいと思います。

アメリカは巨大市場として開放を望むでしょうが、

私達はこの制度を死守するべきだと思います。

 

日本人の私達に根付いた相互扶助文化を覆される必要はないのだと思います。

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