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食品ロス

前回の倹約についての記事に少し関連するのですが、

”食品ロス”の問題を皆さんご存知ですか?

先月テレビで特集を組まれていたのですが、

日本国内の1年分の食品ロスは

日本国内の1年間のお米の生産量に匹敵する量だそうです。

(※食品ロスとは・・・まだ食べられるのに廃棄処分になる食品のことです)

 

様々な場面で食品ロスがみられると思います。

スーパーで賞味期限切れになった食材、

形がいびつであったり、傷があるために店頭に並べられない食材、

家庭の冷蔵庫で傷んでしまった食材、

ひどいものでは、納品するためのダンボールがへこんでしまったため、

中身は問題ないのに、ダンボールごと返品されることもあるそうです。

 

また、食品の流通業界では1/3ルールというのがあるそうです。

「賞味期限までの期間を3等分し、1/3を納入期限、2/3を店頭での販売期限」

とするそうで、賞味期限まで2/3を越えれば、

まだ食べられるはずの食品が店頭から撤去され処分されるそうです。

 

廃棄処分される膨大な食料の中には、

児童養護施設などの福祉施設に寄付されるものもあるそうですが、

廃棄処分される全体の1%にも満たないそうです。

 

1/3ルールは、

私達消費者が少しでも賞味期限の遠いものを買う習性から

できてしまったものだと思います。

なので、消費者である私達にも責任はあると思います。

 

私は、その日のうちに食べるつもりの食材や、すぐに消費するものは

なるべく賞味期限の近いものを選びます。

(割引になっていたら尚嬉しいのですが(笑))

少しでも廃棄処分される食べ物を減らしたいですね。

 

 

少し離れた国に行けば、

未だに食糧難で、

生まれて間もない子ども達が命を落としていることも現実。

 

一方日本では、形がいびつだから、とか、

箱が傷ついたから、とか、

そういう理由で食品を処分していることも現実。

 

需要と供給がかみあわない世界ですね。

どうにかならないものでしょうか・・・

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