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”絆”のもうひとつの読み方

先日ある冊子に印象深い記事があったので抜粋してみました。

 
~私が参加する勉強会では、家族の様々な悩みを支援をする講座を開いています。
 
その中である先生から「絆」は「ほだし」とも読むと教えていただきました。
 
辞書を繰れば「馬を歩けなくするために足にかける縄。束縛すること」とありました。
 
「そうなのか」自分が今まで心にわだかまっていた事が繋がった気がしました。
 
 
考えてみれば、虐待、教育放棄。
 
DV(家庭内暴力)といった夫婦や親子の問題とは、ちょうどいい距離に絆(ほだし)がかけられていない状態ではないのでしょうか。
 
また、家族の関係は様々に変化するものですから、その時々に絆(ほだし)の縄加減を調節することが求められます。~
 
 
 
このご家庭は、親からの虐待や養育放棄で心に傷をおった子ども達の面倒をみられているそうですが、
 
「辛い経験をしているはずなのに彼らはいじらしいほどパパやママが大好きです。
 
途切れた絆を結び直すために実親とも時間をかけて関わってゆきたい」
 
と締めくくっておられました。
 
 
 
私も今まで絆という言葉を断ちがたいつながりという意味でしか使った事がありませんでした。
 
確かに絆の尺度というのはお互い同じというのは有り得ないですからもっともな話ですね。
 
時と共に様々に絆が変化するのであれば、この子達の途切れた絆がいつか結ばれますように。
 
また、ゆるぎない心と心の絆を繋げますようにと願わずにはおれません。

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