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諸行無常のひびきあり

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、

沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を顕わす

 

平家物語の冒頭です。

高校2年のとき、担任が古典の先生で、

その先生の教え方っていうのが、

古文丸暗記だったんですよ(笑)

 

今思えば、スパルタ~!

まずは、教室に入ってくると全員起立!

端っこから当てられて、順番に

「俺が交代っていうまで教科書見ずに暗唱!」ですよ・・・

言えなかったら座らせてもらえない、という・・・。

トホホです。

 

でも素敵な先生でした。

いつもはめっちゃ怖いのに、修学旅行の軽井沢ハイキングで

ハチに襲われた生徒達を身をもって守っていらっしゃいました。

顔中刺されて大変なことになってました。

※私はチンタラ歩いていたため、全く刺されませんでした。(笑)

 ああ言う時って、走ると刺されるみたいですね。

 

文集を作るときは、私が勝手にその先生の顔写真を

拡大コピー&拡大コピー&拡大コピーし、

文集の表紙に思いっきり迫力のある版画みたいな先生の顔を載せたりもしました(笑)

 

 

随分横道にそれてしまいました!

本題に戻ります。

今なぜその平家物語の冒頭文を思い出したかと言うと、

「世の中って移り変わるものだな~」

って最近しみじみ思うようになったからです。

 

平家物語の冒頭文の意味はこうです。

この世に存在するすべてのものは、

同じ状態を保つことなく移り変わっていき、永久不変なものなどない

 

諸行無常ですね。

何かに執着することって意味がないのかなと思います。

お金への執着

権力への執着

特定のものや人への執着

 

深く誰かを愛することはとても尊いことだ思います。

愛と執着は違いますもんね。

執着心はもたないのがいいですね。

 

自分に与えられた役割を全うにこなしながら、

人には愛をもって、

でも何にも執着せずに

流れに身を任せて、

ふわふわ楽しく生きていきます!

 

※<注釈>もちろん仕事は頑張ります!

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