先日、
貴重なお話をして頂いたのでブログに載せたいと思い書きました。
敵の飛行機が飛んでくると、すぐに防空壕に逃げ込んで
いつも一番端っこにいたよ。
怖くて怖くておびえていてね
小さな穴からじっと敵の飛行機を見ていると
あっというまに飛んでいって
その後ろ姿は、爆弾を一つ落としていくと
一つが二つ、二つが三つと増えていき
三角形に落ちていく。
地面に落ちたかと思うとあっと言う間に火の海だった。
いつもいつもお腹がすいていて
いつ敵の飛行機が飛んでくるのか分からないので
とってもとっても怖かった。
思いだすと涙が出てくる。
私達の青春時代は楽しく過ごすことが出来なかった。
そして戦争に負けてからは復興へと力を注ぎ
一生懸命働いた。
自分の子供には自分が出来なかったことをやらせてあげたかった。
今はとっても幸せです。
空腹に耐えることもなく、何でも手に入る時代。
まさか他人に下の世話までしてもらうなんて・・・
こんな時代がくるとは思いもよらなかった。
感謝します。
ありがとう。ありがとう。
手を合わせて拝んで下さる利用者様。
最後には、「暗いから寄り道しないで帰りなさいよ。」
とお声をかけて頂きました。
今は本当に幸せです。