今日は久々に利用者さまに教えていただいたお言葉を紹介したいと思います。
それは、今までとは少し違う感じでした。
「大切な人とは軽蔑心を持って付き合いなさい…」です。
最初はギョっとしました。
きちんとお話を伺うとこうです。
人を信頼して裏切られた時に傷つく。
それが会社の同僚や付き合いの薄い知人程度なら立ち直ることもできる。
でも、心の底から信頼していた人に裏切られた時には深く傷つき立ち直るのにも時間がかかる。
また立ち直れない人もいると。
なので疑いの心を持つ事無く、心底人を信頼するのではなく自分の中で予防線を張りながら
人と付き合いなさい
との事でした。
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この利用者様は本当に今までご苦労された方です。
又ご苦労された方だからこそ人の痛みも分かり
とても優しい方です。
大好きな利用者さまです。
それでも今回ばかりは全てに納得はできませんでした。
確かに自分の中に予防線を張っていれば、裏切られた時の痛みは小さいかもしれません。
でも、守りに入りながら人と付き合うのって何か自分に合わないなと思いました。
万が一裏切られたり、信頼が崩れてしまうような出来事があるのを前提に人と付き合う事は
何だか虚しいですし、相手にも申し訳ないと思いました。
なので私は後で傷つくような事があったとしても信頼できる人には、
全幅の信頼をもってお付き合いしてゆきたいなと思いました。
でも、大切な利用者さまの教えを無駄にはいたしません。
最初から人を過大に評価してしまう癖だけは直そうと思いました