先日、とあるテレビ番組で
有名日本旅館の海外進出を取り上げていました。
”おもてなしの心”を海外へ輸出する。
という特集でした。
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北陸地方の有名旅館が台湾へ旅館をオープンし、
現地スタッフに
日本のおもてなしの心を学んでもらい、
おもてなしサービスを提供する、
というものでした。
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台湾スタッフの悪戦苦闘ぶりが微笑ましかったのですが、
これは成功するか失敗するか、
二つに一つだな、
とテレビを見ながら思いました。
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”おもてなし”サービスが不要だと考える人に、
高いお金を払ってまで泊まる合理性が見えないからです。
でも、うまくいけば(おもてなしの心が受け入れられ、ニーズが続けば)
唯一無二の旅館を台湾で展開できると思います。
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”おもてなし”
は日本独特の文化だと思います。
英語では、hospitality(親切なもてなし・歓待)
という言葉がありますが、
日本の”おもてなし”という、情緒的なものは感じません。
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人をもてなす
その心ってとても大切なものですね。
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介護の世界でも、
”きめこまやかな心配り”
が、とても大切だと思います。
”おもてなし”も”きめこまやかな心配り”がなければ困難です。
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その、”きめこまやかな”
という日本独特の素晴らしさを
これからの日本人も継承してゆきたいものですね。
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最近の日本には、その”きめこまやかな心配り”
ができてない若者が目立ちます。
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輸出する側の国が、
台湾に負けてはいけないなと思う今日この頃です。