やっぱり「友達」っていいな!
これは、先日いじめが原因で自殺された上村明子さんの
遺品ノートから見つかった漫画のタイトルだそうです。
亡くなる直前まで描いていたんだそうです。
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転校してきた小学校5年生の女の子が
挨拶すると、クラスメートはみんな笑顔で見守っている・・・
そんな始まりだそうです。
(2010年10月29日 産経新聞コラムより引用)
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実際の彼女は、母親がフィリピン人であることの悪口を言われ
いじめを受ける毎日・・・
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まわりではクラスメートが楽しく会話している中、
給食を一人ぼっちで黙って食べなければならない人の気持ちが
一体どれだけのものか、
まわりの人は想像もしませんでしたか?
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もし私が担任ならせめて自分は彼女と一緒に給食を食べたと思います。
それくらいのことは出来たのではないでしょうか?
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彼女が描いていた漫画に込められた想いに胸が詰まります。
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でも・・・
どれだけの苦境に身を置いても、生きる希望を失わずにいて欲しかった・・・
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親の役目は、
子どもに勉強を強いることではなく、
また、学校に行かせようとすることでもなく、
子どもに生きる希望を持たせてやることなんだろうと思います。
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でも親も人間ですから、誰もが完璧ではありませんもんね。
頭ではわかっていても、とても難しいことです。
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命は大切です。
死ぬことは簡単に選択できますが、
この世に生を受けることは自分の意思では選択できません。
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また、急いで自ら命を絶たなくても、
誰しもどうせいつかは死ななくてはなりません。
どんなセレブも、どんな悪人も、どんな独裁者でも
死ぬことからは逃れられません。
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生きる時間は限られています。
とすれば、与えられた時間は迷わず生きるべきだと思いますよ。
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だから・・・
どれだけ辛い想いをしても
どうか自ら命を絶つことだけはやめて欲しいと思います。
生きてたらいいことあるはずです!!!