私の高校時代の恩師がこんなことを
言っていたのを最近思い出しました。
戦争をなくす方法。
それは・・・
政府がお金を出して、なるべく多くの若い学生を交換留学させる。
なるべく色んな国にです。
お互いに留学生を派遣しあうのです。
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その若者達がいずれ社会に出ます。
中には政治家になる人もいるでしょう。
戦争をするかしないか、の論議になった時に留学経験者は絶対反対する。
というのです。
・
なぜなら・・・
顔を知っているからです。
その国の人の顔を。
・
お世話になったホストファミリーや、
友達になったみんな、学校の先生。
そんな人たちの顔が思い浮かぶのに、その国の人たちを
無差別に殺そうなんて、誰が思うか?
と言うのです。
・
それを聞いたとき私は素直にいい案だと思いました。
でも、逆に言うと、顔を知らない人達、会ったことのない人達だからといって、
戦争を仕掛けることができる神経がそもそも狂っています。
・
いかなる理由があったとしても
無差別に人の命を奪うようなことはあってはなりません。
・
どうか、これ以上戦争が起きませんように。
これ以上不当に傷つく人が出ませんように。