この間、用事があって労働基準監督署に行きました。
担当の監査官の方が電話中で、私は窓口近くでしばらくお待ちしました。
窓口近くでお待ちしていたので、
嫌でも窓口でお話している人の声が聞こえてきます。
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大きな声でクレームを訴えているのは中年の女性です。
内容は「あんなに働かされたのにクビにされる。」
ということのようでした。
解雇予告をされたのだと思います。
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飲食店かサービス業かにお勤めのようでした。
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話が嫌でも耳に入ってくるのですが、なんだか切なくなってきました。
「あんなに働かされたのに!!あんなに働かされたのに!!」
と主張されているのですが、
ひょっとしたら、「お金が必要だからいっぱい働かせて欲しい!」
という本人の希望だったかもしれません。
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でも、労働基準監督署に来られる時にはそんなこと微塵もでてきません。
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労働基準監督署って、労働者の方の駆け込み寺なんですね?
では、事業所の駆け込み寺はどこにありますか?
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ものごとって片方からだけでは全体は見えません。
色んな角度から見て、やっと全体像が見えるものなのだと思うのです。
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ちなみに弊社に監査に来られた監査官の方はとても良い方でした。
親身になってアドバイスも下さりました。
それが私にとって救いでした。
いろいろと良い勉強をさせて頂きました。
(このブログを読まれることはきっとないと思いますが・・・)
ありがとうございました!