今日は、「家族介護」について
私の思っていることを書かせて頂きたいと思います。
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介護を必要とされる方と同居されているご家族。
24時間の介護を請け負っていらっしゃいます。
お休みなんてありませんよね?
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もう、”生活”と”介護”が一体化しています。
色んなご家族がいらっしゃって、色んな利用者さまが
いらっしゃいますから一概に言い切れるものではありませんが、
利用者さまにとっては生活の一部となっている日常の”介護”
は当たり前になることが多いと思われます。
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日常ですから、毎日の積み重ね。
利用者さまにとってもご家族にとっても、そりゃあ色々ありますよね。
心のすれ違いや、お互いに不満がたまることもあると思います。
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と、そこへ別居しているお子さんがたまにお顔を見せに
来られたら、利用者さまにしてみたら、輝いて見えるかもしれません。
(色んなシチュエーションがあると思います。
お嫁さんが義理の親御さんを介護していて、
単身赴任の息子がたまに帰ってくるパターンでも同じことが言えるかもしれません。)
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たまっている愚痴は聞いてくれるし、お土産は持って来てくれるし、
優しい声をかけてくれる
たまに現れるスーパーヒーロー。
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同居されている家族にはかないっこないかもしれません。
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「一緒に住む」って悪いところもいいところも全てさらけ出してしまうわけです。
たまに顔を出して、いいところだけを見せて帰る人にはやっぱりかなわないかも。
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なので、私は思うのです。
別居されている家族は
いつも看てくれている家族への感謝の気持ち
これを忘れないようにすることが必要ではないでしょうか。
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たまに来て、利用者さまにだけ良い顔をして帰られるのではなく、
いつも看てくれている人への感謝の気持ちを忘れないようにする。
それがとても大切なことのように思います。