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スタッフ日記

さようなら充子さん

令和7年・2月はお別れの月でした。

寂しいお別れ

お1人のご利用者様。
充子さん(ご家族様に名前、お顔を出すことを許可頂きました。)です。


今日はこの方と寂しいお別れの日でした。
まぁ本当にいっ〜っぱい思い出があり過ぎて、あり過ぎて…文章では書けません。


怒る・泣く・笑う・オナラする・歌う…と、良い思い出や悪い思い出、大変な思い出…

とにかくいっ〜っぱいです。
早くにご家族様から施設入所のお話がありました。

いつかはこの日が来るとは思ってはいたのですが、実際に話があった時は「あぁ、ついにきたかぁ〜」と思いました。

スタッフにも伝えると驚きよりも皆んな寂しさの感情が強くありました。
他のご利用者様には最終利用日に言う事になりました。

早くから言ってしまうと、充子さんが混乱してしまうと思ったからです。

充子さんとの付き合いは長く、ご利用者様は皆さん平等にが当たり前なのですが、私にとってはすごく大きな存在でした。

自分で言うのも何なんですが、充子さんは私の事が好きで信頼してくれていたと自負しておりました。

一緒に時間を過ごしていく中で、充子さんのADLがだんだん低下していき、認知症状も強くなってきていた事も辛く感じていく中、充子さんにとってベストな生活は何なのか、どうしてあげるのがベストなのか…本当に悩みました。

ご家族様との相談にも私が言っている事は良い事なのか?これで良かったのか?と考える事も多々ありました。それでも、笑って大好きな愛の家に来られる充子さんを見るとホッとしていました。


実は充子さんには施設入所の話を2人きりになるタイミングで話していました。

ご家族様もお話はされていましたが、私は何度も話をしました。

ほとんど覚えてない、理解していないという反応でしたがある時、充子さんが「それも仕方ないね」と言われた時は泣きそうになりましたが、充子さんなりに何か感じ始めたんだなと思いました。

最後の日が迫る中、スタッフもどこか寂しそうでした。

愛の家の利用最終日。
いつもより早く帰り支度を済ませて、ご利用者様に充子さんと今日でお別れの話をしました。

皆さんびっくりされていました。突然の事でなかなか状況がのみこめずだったのは、充子さんも同じでした。何度も話していても覚えておられずでした。それは私もわかっていた事でしたが、充子さんの泣きながら「ありがとうございました」の言葉を今でも覚えています。


他のご利用者様とも言葉を交わして、お別れされていました。
正直、愛の家でも上位に入るくらいの大変な方でしたがその反面、皆んなから愛されていました。

施設入所。
良いイメージ、悪いイメージ…様々だと思いますが、その背景にはたくさんの状況・理由があるんです。

わかっていようが、わかっていないであろうが、何であろうと行くのは本人。
ただただ、充子さんがこの先、元気に笑って過ごしていてほしい。それだけです。
充子さんが笑ってさえいてくれれば私もスタッフも安心です。

それだけを願っています。

充子さ〜ん!
最後は笑ってバイバイしようと決めてたから必死に泣くの我慢したんやで!
鼻息荒くして怒って他の人にあたったらアカンよ。

突然、人の背中をバンって叩いたらアカンよ。

阿部さんの話、タヌキの話、島倉千代子の話、台風でデイに泊まった話(実際はありません)…は、ほどほどにね。
急に後ろから抱きついたらアカンよ。
食事する時は左肘をつかない!
お茶飲む時はゆっくり飲む!
トイレではお腹に力いれて頑張って出す!

今までたくさんありがとうね。

私を受け入れてくれてありがとうね。

充子さんは私の言う事なら、どんなに機嫌が悪くても聞いてくれるのが私の小さな自慢。

充子さん、あなたは本当に幸せな人でしたね。
元気で笑っていてね。

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