今更?と言われるかもしれませんが、
先日Netflixで、「不適切にもほどがある」を一気見しました!
面白すぎました。
ちなみに英語では Extremely inappropriate(”極めて不適切”です。)(笑)
笑いあり涙あり。
ゴリゴリ昭和世代おじさんが令和にちょこちょこタイムスリップする話なのです。
昭和時代の不適切言動が令和の若者には新鮮なところもあったのかな?と思います。
私は若い頃、昭和世代おじさんと真正面から戦っていた世代なので、めちゃくちゃ懐かしくもあり、
当時疎ましかった風習も、どこか懐かしくて笑えました。
登場人物みんなとてもチャーミングで、俳優さんとしてみんな好きになりました。
特に吉田羊さん演じるキャラクターがフェミニストの社会学者なので、シンパシー持って見ていました。
最近は何かにつけ”コンプライアンス”とか”ハラスメント”とか言われて、
有名人は不倫ですっごいバッシングを受けて、
間違えた発言を1つしようものなら匿名の攻撃を受けてネットが炎上して…
窮屈な世の中になったな、と感じています。
だからといって、昭和世代の性差別発言を許せるわけではないのですが(笑)
神経質すぎる世の中になってしまうことで、若者を腫れもの扱い。
世代間の溝がいつまでも埋まらない気がします。
どんどん狭小で、生きづらくなって、
落ち込んでいる人に軽々しく「頑張って✊」も言えない、
髪切った人に「可愛い」も言えない時代、、、
これからの日本は大丈夫なのでしょうか💦
昭和と令和の良い面だけをうまく融合させて活かせたら一番良いですよね。
令和の良い面=多様性を受け入れ固定観念を押し付けない。
昭和の良い面=色々雑だけど言いたいことは言う。
男尊女卑がまだまだ色濃く残っている時代ですから、
おじさんに言いたいことを言わせておくとろくなことにならなかった時代なのでしょう。
でも、今思えば昭和って人が、町が、エネルギッシュでしたね。
ドラマの最後、「寛容になりましょう」とみんな歌っていました。
”寛容”とっても大事なことですね。
価値観の違いを受け入れる寛容さが社会には大事なんだと思います。
ここからは私の勝手な意見ですが、今の社会に一番必要なのは「思いやり」なのかなと思います。
コンプライアンスとか、ハラスメントとか言う前に、「思いやり」ですよ。
保育園児でも知っていることです。
誹謗中傷なんて言語道断。
むやみに人を傷つけるようなことをしない、
相手の気持ちを考えることができる人が増えたら、どんどん良い社会になっていくと思います。
横道にそれてしまいましたが、まだ観ていない方は是非このドラマ観てみてください♪
もう一回観たいと思うくらい面白いドラマでした。
脚本の宮藤官九郎さんの才能すごいです✨