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胸を張って生きる権利

先日のお休みの日、NETFLIXで人気上位に挙がっていたPLAN75という映画を観ました。

以下、Wikipediaより引用

👇

PLAN 75』は、2022年6月17日に公開された映画作品。

日本・フランス・フィリピン・カタール合作。75歳以上の高齢者に対して自らの生死の権利を保障し、支援する制度「PLAN 75」の施行に伴う制度の対象者たちや市役所の職員、スタッフの苦悩を描く。監督は本作が長編映画初監督となる早川千絵、主演は本作が9年ぶりの映画主演作となる倍賞千恵子。第95回アカデミー賞・外国語映画賞部門 日本代表作品。

Plan75とは、”75歳以上の人は自分の生死を選択できる制度”。

映画の中では、倍賞千恵子さんが苦しみながらもPLAN75を選択していく心情が描かれていました。

高齢のため今まで就いていた仕事がなくなり、一生懸命新しい仕事を探すのですが見つかりません。

頼れる身内がいなくて、友人も離れていき、どんどん孤独になっていきます。

家賃の安いアパートに移りたい、といくら探せど高齢単身のため物件が見つかりません。

不動産屋からは生活保護を受けることを勧められるのですが、

最終的にPLAN75の制度を利用することを決意するのです。

映画の最後、この方がどうなったかは言いませんが。

本能的に”これは何かが間違っている”と思わざるを得ない映画でした。

人が生きることに負い目を感じてはいけないと思いました。

負い目を感じさせるような社会の仕組みも違うな、、、と。

介護保険料や医療保険料が膨らみ、

少子高齢化社会のこれからは課題が山積みなのは火を見るよりも明らかなことです。

それでも、誰しもが年をとって老いていくのです。

昔のブログで「スパルタの失策」という記事を書いたことがあります。

全ての人には存在する意義があると私は信じたいです。

これからの高齢化社会、どうやって乗り切っていくか

社会一体となって、良い方法を考えましょう。

誰一人として、生きることに負い目を感じないで済む世の中を。

世の中から”孤独なお年寄り”をなくすことはとても大切だと思います。

この映画の主人公も、話せる仲間がいたら違ったかもしれません。

軽作業であればまだまだ働ける人だったんです。

例えば、子どもの見守り業務、(時間に追われない)掃除・洗濯・調理、

電話番などであればできる人だったと思います。

実は社会にはまだまだいっぱい活躍できる場所があるはずでした。

社会で活躍できる場所があれば、孤独に心が蝕まれることはなかったはずです。

働く意欲のあるご高齢者に、活躍できる場をマッチングできる仕組みがあれば、、、と思いながら映画を観ていました。

それこそ今話題の”マッチングアプリ”のようなものも良いかもしれません。

少子高齢化を乗り切るための案を日本全国から募ったら、色んな案が出てくるかもしれないですね。

十人十色で、皆さん色んな感じ方をされる映画だと思います。

重い映画ではありますが、一人でも多くの人に観てもらえたら良いなぁと思いました。

特に政治に携わる人は必見だと思います。

そろそろ本気で考える時期だと思います。

「素人に言われんでもちゃんと考えてるわ!」って怒られそうですけど( ´艸`)

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