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お年玉の深い意味

先月の2月10日、

奈良県の某神社にお参りに行ってまいりました。

お正月期間は人が多すぎるので、少し時期をずらしてお参りさせて頂きました。

 

本殿でご祈祷して頂いた後の神主さんのお話が目からウロコでした👀

神社ではいつも実年齢+2歳年を足して計算するのってご存じですか?

厄年がいつだったっけ?とか、確認する時に実年齢に+2歳するんです。

 

数え年で1歳プラスするのは、お腹の中に命が宿った時から年齢を数えるから、ということです。

ではあとの1歳は何かと言いますと、

年はじめに神様から1歳ずつ魂をもらうものなんですって。

でも1年過ぎてみないと1年分の魂をもらったのかどうかはわからないそうです。

 

だから、小さい子どもに”お年玉”を大人があげる風習があるのは、

この子が1年分の魂を神様からもらっているかがわからないから、

自分たちの魂を分けてでも、”必ず1年無事で生きていられますように”

という願いの意味が込められているそうです。

 

初めて知りました…奥が深いです。

誕生日の概念が今とは違っていたようですね。

今は誕生日がきたら1つ年を重ねるのですが、昔はそうではなかったそうです。

なぜなら”毎年年はじめが変わるから”

旧暦の元日後一番最初の新月の日が1年の始まりの日という定義だったそうです。

 

令和6年2月10日がたまたま令和6年の年はじめの日だったんです!!!

なんかすっごく嬉しかったです!!

清々しい1日でした✨

 

ちなみに、年はじめには神様に家に入ってきていただくため、

家をピカピカに綺麗に掃除して、玄関には門松を飾って、、、

ということをされるそうです。

 

「大掃除」というワードに無言の圧を感じる私はそのワードが好きではなく、(年末って何かと仕事が忙しいじゃないですか~。)毎年年末に巷で「大掃除」の話題が出てくるといつも私は「自分のタイミングでするから放っておいて欲しい」と内心思っていたので、そこは反省しようと思います。

大掃除しなくていいように、日常的に(せめて玄関だけでも)綺麗にしておきたいと思います!!

こちらの写真は2/12に岸和田の港から撮った夕焼けです。

新月から2日経ったお月様🌙と夕日🌇がとても綺麗でした。

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