長らく、私が一方的に思い込んで誤解していたことで
最近とても申し訳ない気持ちになりました。
そのお相手というのが、こちら。
きゅうりです。
以前、ネットで栄養素を調べた時に、
「世界一栄養のない野菜」と出てきたので、すっかりそう思い込んで
きゅうりを侮っておりました。
でも最近もう一度調べてみようと思いじっくり調べてみました。
すると意外な事実が判明✨
下記、インターネットより引用させて頂きます。
β–カロテン
色鮮やかな緑黄色野菜に豊富に含まれている「β-カロテン」ですが、きゅうりにも100gあたりおよそ330μg(マイクログラム)と、アスパラガスやトマトジュースと同程度含まれています。特に、皮の部分に多く含まれており、きゅうりの皮の部分が濃い緑色をしているのは、色素であるβ-カロテンの働きによるものです。
β-カロテンは、体内でビタミンAに変換され、視力や目の角膜、皮膚や粘膜などを健やかに保つ働きがあるほか、抗酸化作用があるため、老化予防にも効果が期待できます。
ビタミンC
きゅうり1本100gあたりに含まれるビタミンCの量は、およそ14mgとトマトの約1.26倍です。これは、1日あたりに推奨されるビタミンC摂取量のおよそ14%に相当します。
水溶性ビタミンの1種であるビタミンCには、日焼けによって生じるメラニン色素の生成を抑え、シミができるのを防ぐ働きや、風邪などの感染症に対する免疫力を強める働きが期待できます。一方で、骨や皮膚、細胞などに含まれているコラーゲンの生成に欠かせない栄養素でもあるため、不足すると血管がもろくなり、顔色の悪化や貧血などの症状を引き起こしてしまう可能性があるのです。また、ビタミンCは体内に蓄積することができないため、毎日の食生活の中で積極的に摂取するようにしましょう。
(参考:オリーブオイルをひとまわし│きゅうりの栄養価を徹底解説!【世界一栄養がない】という噂は間違い!)
ビタミンK
ビタミンKもきゅうりに多く含まれている栄養素のひとつです。ビタミンKには、カルシウムを骨に定着させる作用があるため、骨や歯を形成する役割を果たしています。また、血液を凝固させる成分を作る役割もあるため、ビタミンKが不足すると、出血した際に血液が凝固されず、血が止まりにくくなる可能性があります。とは言え、ビタミンKは腸内細菌によって体内でも作られるため、基本的に不足することはないと言えます。
カリウム
きゅうり1本分に含まれるカリウムの量はおよそ200mg。これは、1日あたりに推奨されるカリウム摂取量のおよそ13%に相当します。
カリウムには体内のナトリウムの排出を促進させる働きがあるため、むくみの解消に役立ちます。また、カリウムを適切に摂取することによって、高血圧の予防や改善が期待できるほか、脳卒中の予防や骨密度の増加にも効果が期待できます。
一方で、腎臓に負担をかけないために、カリウムの摂取を制限したいという方は、きゅうりを一度水にさらしたり、軽く3分程度茹でたりすることでカリウムの量を減らすことができるため、そういった調理方法を取り入れるのがおすすめです。
(参考:まつもと薬局│カリウム含有表(1食分))
シトルリン
シトルリンとは遊離アミノ酸のひとつで、きゅうりのほかにもスイカやメロン、ヘチマといったウリ科の植物に多く含まれています。遊離アミノ酸とは、長くつながったタンパク質として体内で血管や内臓、皮膚、筋肉などを構成している通常のアミノ酸とは異なり、それぞれが独立した状態で存在しているアミノ酸のことを指します。シトルリンを含む遊離アミノ酸は、必要に応じてすぐ働けるように細胞や血管を循環しています。
また、シトルリンには体内で一酸化窒素の生産を促進させることにより、血管を拡張させる働きがあるため、血流の改善や冷え、むくみの解消、新陳代謝の向上に効果が期待できます。さらに、シトルリンには運動時のエネルギー生産によって発生する、疲労の原因物質のひとつであるアンモニアの増加を抑える作用があるため、疲労回復のサポートや運動パフォーマンスの向上など、日常的にトレーニングやスポーツを行う人にとっても嬉しい様々な効果が期待できるのです。
(参考:おいしさと健康 glico│シトルリンの効果について。筋トレに役立つって本当?)
食物繊維
きゅうり1本あたりに含まれる食物繊維の量はおよそ1.1g。これはレタス1玉分と同程度の保有量です。
食物繊維は腸内の環境を整えつつ、排便を促す働きがあるため便秘予防に効果があることに加え、小腸内の余分な糖分やコレステロール、ナトリウムを体外へ排出する作用もあり、糖尿病や動脈硬化、高脂血症、心筋梗塞などの病気を予防するのにも役立ちます。
また、食物繊維を摂取すると、体内で水分を吸収し膨張するため満腹感を感じることができます。これにより、食べすぎを防ぐことができるのも嬉しいポイントのひとつでしょう。
(参考:大塚製薬│食物繊維を摂ろう!食品に含まれる食物繊維量一覧)