先日、テレビですっごい幼稚園を紹介していました。
園児は寒くても上半身裸、下は短パン。
(強制ではありませんが、ほとんどそうでした。)
毎日5キロのマラソン。
大きな声で挨拶もでき、掃除も自分達できちんと行います。
園児達は本当にイキイキしていて力強い生命力を感じました。
その幼稚園では園長さんの教育方針を理解してもらえるよう親に対する教育も
行っているとのことでしたが、今時なモンスターペアレントは皆無でみなさんこの
幼稚園で学ばせたいと思っている親御さんばかりでした。
一番驚いたのは、なんと園児達と先生がフルマラソンに出場するとのこと。
フルマラソン当日、子ども達は一斉にスタートし、
元気に駆け抜けてゆきます。
しかし、1人遅れ、また1人遅れ、、、それでもその子達は決して走るのをやめません。
でも、小さくてまだ自分の限界を知らない子ども達・・・。
万が一のことを考慮し、一緒に走っている先生の判断で、これ以上走ると危険な
園児をリタイヤさせるそうですが・・・
リタイヤを告げられた園児たちは先生の判断に従わずまだ走りたいと泣きじゃくります・・・。
先生もさらに説得を続けます。
泣く泣く走るのをやめ列を離れる園児達・・・。
泣けました。
そしてそんな悲喜こもごものなか、なんと13人中8人が完走!!
そして7時間半走り続けた最後の園児のゴールを迎え、
リタイヤした子も含め全員で精一杯の声援や拍手を送ります。
私はそんな園児の健気な姿をみて、またまた涙が溢れてきました。
のちに園長先生が仰っています。
完走できても途中でリタイヤしてもどちらにもたくさん学ぶことがある。
結果じゃなくチャレンジしたことに意味があるんですよ、と。
最後はリタイヤ組みも含め園児達の表情はみんなキラキラして誇らしげです。
見終わった後にはなんとも言えない清清しさが残りました。
この子達の将来が楽しみです