先日、テレビのクイズでとある日本人の名前が問題に出ました。
かなり難易度の高い問題として名前が出て、正解率は低かったのです。
ちなみに、私もその時ピンとこなくて・・・。
その後ちゃんと調べました。
日本人としてこの方の名前がわからなかったことに恥ずかしさを覚えました。
杉原千畝さん。
ご存知ですか?
この方は6000人のユダヤ人の命を救ったのです。
当時、ドイツと友好関係にあった日本。
外務省の命令に反して、ユダヤ人にビザを発行したのです。
日本政府はそのことを黙認していたとか。いないとか。
いずれにせよ、杉原氏のとった行動は人道的であり、
国際的に評価されていることなのです。
彼の言葉。
「私のしたことは外交官としては間違っていたかもしれないが、人間としては当然のこと。
私には彼らを見殺しにすることはできなかった 」
「私に頼ってくる人々を見捨てるわけにはいかない。でなければ私は神に背く」
素晴らしい方ですね。
ここで疑問点が一つ。
それだけ世界に誇れる方を問うクイズがどうして難問なのでしょうか。
どうして、小学校の社会から教えないのでしょうか。
日本人として当たり前に名前を知っておくべき方ではありませんか。
「こんな日本人もいたんだね!」
子ども達に日本人であることに誇りを持てる
アイデンティティーを与えるチャンスではありませんか?
社会の教科書に少し疑問を持ちました。