みなさん。
「三つ子の魂百まで」のことわざって一体いくつまでのことか
ご存知ですか?
これ・・・3歳って意味じゃないんですよ。
”3歳までの英才教育”とかいって、
3歳までに「これを覚えさせないと遅い!」というような
心理的強迫観念を親に植え付けて、物を売るという悪徳販売方法が
あるらしいですけど、3歳・・・っていう明確な根拠はないらしいんですよ。
以前の職場の尊敬する上司から聞いた話。
「三つ子の魂ってだいたいいくつまでのことか知ってる?」
「小学校就学までくらいですか?」
「ん~。もうちょっと。」
「じゃあ10歳ですか?」
「惜しいけど違うな~。
日本人って小さい子どもの年齢を一つ、二つ、って
”つ”をつけて数えるでしょ。
”つ”をつけられるまでの年齢を指すらしいよ。」
「ってことは、
一つ、二つ、、、九つ!
9歳までのことですか!」
「そういうこと。
10歳からは一区切りつくんだねぇ。」
なるほど!と思いました。
この上司の言葉に裏づけが取れているわけではありませんが、
私は信じています。
ひとつ、ふたつ、、、って数える数え方って、
昔ながらのかわいい年齢カウント方法。
そのカウントができるまでの年齢はまだまだ脳も感性も柔らかくて、
スポンジのようにいろんなことを吸収できるんだと思います。
10歳になる頃にはある程度の性格が形成されるのでしょう。
なのでそれまでに積み重ねたものがとても大切だということですね。
9歳までに愛情をたくさんもらったこどもは、人格形成に必要不可欠な
安定した基盤を作ることができるのです。
三つ子の魂がおかしな魂にならないように、
今の子育て世代の親たちは、深く考えなければなりません。