ちょっと前に悩んでいたことがあります。
皆さんの健康保険証の裏に、
臓器提供の意志表示をするところがありますよね?
私にはまだ意思表示の答えがでないのです。
臓器提供をするべきか、
しないべきか。
私は、与えられたこの命を大切に、そして一生懸命生きたいと思っています。
一生懸命生きるつもりですが、
一生懸命生きている中で、起こる現象にはある程度その流れに身を任せる方針なのです。
つまり、全てのことに意味があると思っているのです。
だから、もし自分自身に、臓器移植が必要な場面があったとしても、
自然に身を任せようとするかもしれません。
「これが、神様が決めた私の寿命」
と、残された時間をどう有効に使うかを考えるのではないか、と思うのです。
だって、臓器移植してもしなくても、
人間はいずれ死にます。
延長される長さは長くても数十年。
数十年なんて、宇宙の尺度で見たら、一瞬にも満たないものです。
現代の医学の進歩は素晴らしいと思います。
昔だと命を落とした病気でも、今では完治できるようになったわけです。
先人たちの努力あっての、恩恵です。
心から感謝します。
しかし、自然の流れに身を任せる私としては、
遺伝子操作に関しては完全に”領域超え”だと思っています。
そこまで、人間が操作してしまわない方がいいと思っています。
ジュラシックパークでも、
遺伝子操作で恐竜を復活させて、結局しっぺ返しがきました。
では、医学の進歩と、領域超えのボーダーラインはどこなのか??
考えはじめると、わからないのです。
なので、臓器移植がどの領域なのか、わからないのです。
私自身のことであれば、臓器移植をせずに命を自然に任せるかもしれませんが、
もし、自分の大切な人が臓器移植を受け少しでも長く生きることを望んだ時、
その願いを叶えてあげたいと思うかもしれません。
その時は、自分も臓器提供の意思表示をすることになります。
私の中で納得のいく答えが出るまで、
自然に任せて待とう思います。
ちなみに・・・
自然に身を任せるのなら、「風邪になっても、体調壊しても病院へ行くな。」
という、いじわるな声が聞こえてきそうです。
風邪をひいたら病院には行きます!