先月の合同会議でもまた、
改めて皆さんにお話させて頂きました。
しつこいくらいずっと言い続けているのですが、
なかなか言葉って崩れてしまうものなんですね。
スタッフ、みんな心が温かくて
利用者様想いで、誠実に仕事してくれているのは知っています。
でも言葉が・・・
少し崩れ気味です。
岸和田という土地柄もあって、どうしてもフランクになってしまいがちで。
利用者様も正直その方がいいっていう人もいるとは思うんです。
でもでも、それではダメなのです。
意識の問題で利用者様に対して、上から目線には絶対になってはいけません。
ということで、会議で皆さんに注意させて頂きました。
以下、皆さんに何度も配布している内容になります。
何事も想像力が必要ですね。
自分が将来受けたいと思う介護を、利用者様に提供してもらえるよう、
皆さん心がけて下さい。
「上から目線の介護」はダメです。
丁寧な関わり、相手を尊重する介護を徹底しましょう。
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弊社の経営理念“笑顔を支える”
笑顔=利用者様の望む生き方=在宅生活➡“在宅生活を支える“であると同時に、利用者様がみじめな想いをせず在宅生活を送れるようにすることも利用者様が笑顔に笑顔でいて頂く条件です。
理念のために、弊社では“上から目線の介護”はしません。
介護をする人 ⇔ 介護を受ける人
の間にはその時点でどうしても介護をする人が優位な立場にあります。
介護を受ける人が少しでも“気兼ね”や“みじめさ”を感じることのないように、介護をする側のスタッフは言葉遣いや態度に配慮してください。
- 言葉遣いに注意する。タメ口はやめましょう。また、利用者様が目の前にいらっしゃらない時でもスタッフ同士の会話で、「薬飲ませた」「服着せた」という言葉は使わないようにお願いします。 →「薬飲んで頂いた」「服着て頂いた」
※特に寝たきりの方や意思表示が困難な方には、人としての尊厳を守るために敬語で接してください。
- 態度に注意する。(※業務に必要なコミュニケーションを除く)
利用者様が疎外感を感じることにつながりかねません。よろしくお願いします。利用者様がいらっしゃるところでスタッフ同士の私語はできるだけ控えてください。
皆さんが数十年後、介護を受ける立場になった時のことを想像してみてください。
誰もが、介護を受けたくて要介護状態になられるわけではありません。
「人の手を借りずに生活したい」と誰しも思うことですが、自分の意思に反してその状態にならざるを得ない方が多いのです。
介護を受けなければならない、、、というだけで“気兼ね”や“申し訳なさ”を抱えてしまうことになります。
そんな状態の人に対して、上から目線の介護になってしまってはいけません。
また、言うまでもなく利用者様は人生の大先輩でもあります。
タメ口で話されることに違和感や不愉快な思いを抱いている方がいても、介護者に対して注意できない方がほとんどだと思います。
「孫みたいな存在」と利用者様が思って下さっていたとしても実際、孫ではありません。
プロとして関わって仕事をさせて頂く以上、まずは言葉遣いに注意して頂きたいです。
「もし自分が介護を受ける立場だったら・・・」という想像力をもって介護して頂きますよう、よろしくお願いします。