先月、たまたま私の担当させて頂いている
利用者様の介護認定の見直しが重なりました。
お一人は手術後入院が長引き、
ご本人が「私、要支援の状態じゃないよ~。
退院した後入浴手伝ってもらわないと一人では到底無理よ」
と仰って見直しに至りました。
お一人は車椅子で生活されていて、
室内移動も本当に大変な方。
救急搬送された後お風呂も約1か月入れていなくて、
どうしたものかと悩んでいる中新規申請されたのですが、
なんと結果が要支援1でご本人も驚かれて全く納得されていません。
即、認定の見直しをご希望されました。
お一人はアルツハイマー型認知症の方。
「要支援1の状態ではない」との主治医のアドバイスがあり、
ご家族のご意向で認定の見直しに至りました。
※ちなみに要支援1とは一番軽い認定となります。
要支援1<要支援2<要介護1<2<3<4<5
となっています。
要支援1・2の方と要介護1~5の方では受けられる介護サービスの
内容がかなり変わってくるのが岸和田市の現状です。
受けられる介護サービスの量も全然違ってきます。
こちらの方々、私が認定の立ち合いをさせて頂きました。
認定調査は、大きく2分類に分けて、
➀寝たきりの度合
②認知症の度合
に基づいてそれぞれに区分分けされます。
その2分類を総合して、要介護認定結果が出るのです。
今回立ち合いさせて頂いた方々ですが、
➀は重症で②は自立の方。
➀は自立だけど②の症状が重い方。
と両極端な方だったのです。
すると毎回認定調査で、
「体がこれだけ元気だったら、いくら認知症の周辺症状で困っていても
要介護は難しいかも。」
とか、
「いくら車椅子生活で立ち上がりが難しくても、
これだけ頭がしっかりされていたら、要介護は・・・う~ん、どうかな。」
とか、
言われるんです( ゚Д゚)
えぇぇぇ~~!?!?
「両方バランスよく悪くなっていかなかったら要介護出しません」
って、何かおかしくないですか????
両方バランスよく少しずつ悪い方の方が、
極端に➀か②で困っている方より要介護度が出やすいんでしょうか。
腑に落ちないなぁと思うのは
私だけでしょうか・・・