先日、ラジオのDJが、
目線について話していました。
・自転車の目線
・車の目線
・車椅子の目線
・歩行者の目線
色々な目線がありますね。
その方は、いつも車で通っている御堂筋界隈を
自転車で散策したところ、ある発見をしたそうです。
南北にまっすぐ伸びていると思いこんでいた道が、
実は少し曲がっていたんだそうですよ。
車に乗っていただけでは気づかなかった!
これからも自転車散策を楽しみたい。
とおっしゃっていました。
デイサービスでも、在宅ヘルパーでも、
目線を変えてみたら、今まで見えなかったことが
見えてくるかもしれません。
えぇ!車椅子に乗ってみたら、こんなところに埃がっ!
掃除し忘れ!
なんて、あるかもしれないですね。
むかし、目線が変わって見えた怖いものをご紹介します。
以前の会社に勤務していた頃の話。
他社の方数名と一緒に名古屋出張が決まりました。
私の会社からは私一人が行くことに。
最初日帰りのつもりだったので、私だけホテルをとりませんでした。
ところが、急遽私も1泊することになり、
他社の方が「自分たちと一緒のホテルを取りますね」
とおっしゃって下さいました。
急だったのに「予約取れましたよ!しかもすごいんですよ!
スィートルーム!1万円以下で押さえました!ラッキーでしたね!」
電話を頂きました。
スィートルーム!?
1万円以下??
若干、違和感を覚えたのですが、私は単純に
「キャッ♪ ラッキー♪」
くらいにしか考えませんでした。
いざ、名古屋へ到着。
仕事が夕方から深夜にかけてだったので、
まずはチェックインしました。
その部屋がまさにスィート
3部屋くらいあるんです♪
一つがリビング
一つがベッドルーム
一つがダイニング
そんな感じでした。
きゃ~!すご~い
とテンション高めに一人でキングサイズベッドに
ポンと横になりました。
しばらく天井を見つめて、その後ふと
横になったまま窓に目をやりました。
窓のカーテンが束ねられているところをみて
ギョッ!!!
これは・・・
一体なんですかぁ・・・
カーテンの下の方に、明らかに返り血の後が。
赤黒くて時間が経った血しぶきの後です。
しかもカーテンの色も赤っぽい色で、
普通にそばを歩いているだけでは絶対に気付かない場所です。
ベッドに横にならないと返り血に目はいきません。
あぁ・・・
見るんじゃなかった。
幸せな気分でスィートルームに一泊して帰りたかった・・・。
後悔しても遅いですね。
見ちゃったんですから。
料金が異常に安かった理由も納得。
ここに一人で泊まるのかぁ・・・
ホテルに相談する時間もなく、
ブルーになりながら仕事に行きました。
その後の私はどうしたかといいますと・・・
結局、仕事後の打ち上げが長引き・・・
ちょうど丑三つ時にホテルに戻りました。
仕事でいろいろあって・・・(ブログには書けませんが)
記憶が上書きされ・・・
返り血のことなど
完全に忘れさって、ぐっすり眠りにつくことができました
めでたしめでたし