うちのデイサービスでは、機械浴は一切利用せず人海戦術、
愛情をもって人の手で介護をさせて頂いております
もちろん、利用者さまやご家族さまにも大変ご好評を頂いております。
うちの自慢でもある入浴介助。
どのスタッフも大変な想いをしながらも、
利用者さまの笑顔見たさに頑張ってくれています。
一方、味気ない、人は機械じゃないなどと批判されることもある機械浴。
実際のところ、どうなんでしょうか・・・。
以前私は、障害者施設で実習をさせて頂いていたのですが、その時のお話。
阪神大震災で家具の下敷きになり、下半身不随になられた40代くらいの
女性の利用者さまがいらっしゃいました。
とても朗らかでおおらかで・・・大好きな利用者さまでした。
動けないことのストレスと、運動不足から体重が増加の一途を辿り、
かなりの体重になられています。
入浴介助時に座位機械浴の使い心地をお聞きしてみました。
「気持ちいいよ!!最高!
機械浴に対する批判も知ってるけど考えてみて!
お風呂の度に重くてすみません・・・身体大丈夫ですか?
ってスタッフに気を遣う方がいや!
ボタン一つでこんなに気持ち良い思いが出来るんだから
本当に有難い!!」
とのことでした。
そうか・・・
私も同じ立場ならそう思うかな・・・
なんて考えました。
まぁ、うちに限って言えば、
殆どの利用者さまが機械浴は拒否されると思いますが
利用者さまの状態も様々です。
機械浴・・・
アル!ナシ!でいうと
アリ!だなと思いました。