前回の続きです。
「202030というフレーズ、ご存じですか?」
2020年までに社会のあらゆる分野で
指導的地位にある女性の割合を30%目指す
というものです。
なぜ30%なんだろう?
とうことですが、谷口さんによると
少数派は3割までが地獄
と言われているそうです。
3割に満たない少数派については、
多数派に認識すらされないんだとか。
もちろん発言したところで意見も通らないそうです。
現在、日本企業の役員や役職者で「うちは女性も配置しています!」
という企業でもアリバイ作りのためだけに配置されているところも
多いんだそうです。
大勢の男性役員がいるところに1人女性が入ったところで、
その1人の意見は反映されることはない、
ということですね。
国際的統計でもはっきりと日本が順位付されているそうです。
世界経済フォーラムのジェンダー・ギャップ指数
(社会進出における男女格差を示す指標)
144か国中、なんと111位(2016年)
女性議員割合は、
194か国中、163位(2016年)
だそうです。
でも、人間開発指数という、人として生きやすい国かどうかの指数では、
155か国中、10~20位だそうです。
これは識字率や寿命、治安等の指数だそうです。
さすが日本ですね。
(逆に、5位以内に入ってないのがビックリですが?)
このように、日本のジェンダーギャップについて
世界にばれてしまっているのです。
女性が活躍できる国は投資のリスクが低い
女性が活躍できない国は投資のリスクが高い
ということで、ジェンダーギャップが大きい国については
世界的にみて投資対象にならない、
ということだそうです。
だから、政府は躍起となって202030を目指しているのですね。
動機はなんであれ、女性の活躍の場が増えることは良いことだと思います。
あと、日本人男性ばかりが悪いのではなく、
昔から根付いたジェンダーギャップ意識の問題も少しあるかなと思います。
大学時代、私の女友達で「結婚したら専業主婦になりたい」
「結婚したらできたら働きたくない」という人は
少なからずいました。
いや、、、むしろ多かったかも(;”∀”)
日本の風潮がジェンダーギャップを生んでいる現状もありますよね。
ちなみに私は真逆で、どちらかといえば谷口さんに近く、
就職活動も総合職志望でしたし、
入社してからも男性社員以上に生意気な新入社員
だったかと記憶しております?(反省)
さて、うちの会社についてですが、今よりもっと
”心理的安全性が高い”チームを目指したいと思います。
皆が本音で話せるチーム、いいですね!
私が明け透けのぶっちゃけキャラなので、
私のまわりのスタッフさん達は結構本音で話せて頂いているかなと思います。
(そうであってほしいな♪という希望的観測も含めていますが)
強い組織の条件の2つ目である”多様性”には少し自信あります。
外国人スタッフもいますし、
個性豊かなスタッフが本当に多いんです。
年齢層も様々です。
しかし、うちの会社は圧倒的多数が女性です。
男性が3割に満たず地獄・・・
なんて言われないように
男性社員の意見も一応は聞きますね~~(笑)
11月も企業研修行ってきます!
内容は、
「ともに考えよう、日本社会の分断回避の道筋を」
「相模原障害者殺傷事件と私たち」
「最近のハラスメント事象」
です。
また紹介できるトピックはブログで紹介させて頂きます(^^♪