少し前の休みの日、
美術館に行ってきました。
徳島県にある美術館です。
大阪から片道2時間強です。
高速下りてすぐなので日帰り可能です。
大塚国際美術館という美術館なのですが、
思いのほか、良かったんです!!
陶板名画の美術館です。
(特殊な技術で、陶板に本物そっくりの色を焼き付けて再現しているんです。)
ルネッサンス~バロックにかけての中世ヨーロッパ絵画が大好きな私は、
気づけば6時間滞在していました。
こんな美術館が日本に、あったとは!
感動です( ;∀;)
少し紹介させてください。
ここでは古代から現代までの美術が楽しめます。
これはポンペイ遺跡から発見された絵画。
すごくないですか?
紀元前に栄えたイタリアの古代都市ですよ!
この絵は、”パン屋夫婦”
とネーミングされていますが、現在の説では弁護士夫婦の肖像と考えられているそうです。
・・・っていうか、弁護士って!
日本では弥生時代ですよ。
どれだけ文明が発達していたのでしょうか。
ポンペイ遺跡で見つかった絵画は”赤を”基調にされていることが多く、ポンペイの赤と言われるそうです。
これも一説ありまして、実は黄色だったのではないかと言われています。
黄土が安価で本当は黄色だったのが、火山噴火の熱で変色したのでは?
という説があるようです。
であれば、”ポンペイの赤”と呼ばれたあの鮮やかな赤は実は”ポンペイの黄土”なのかもしれませんね。
これは私が映っていますが、それぞれの絵がどれだけ巨大か解って頂けるかと思います。
美術館は地下3階~地上2階まであって、
上に行くにつれて時代が新しくなっていきます。
壁一面の絵画
中庭までモネの睡蓮
でました!最後の晩餐
最後の晩餐は、修復前、修復後が1つの大きな部屋の壁に向かい合って再現されています。
大興奮です(゚Д゚;)
世界の名画
実は、ゴッホあたりから、私には良さがわからなくなってきます。
絵画って本当に面白いです。
カメラが発明されたことによって、抽象画を描く人が増えたんですね。
ピカソに至っては、
本当は上手なのにわざとこんな絵しか描かなくなって・・・ひねくれた人だったんだなぁ~
なんて思いながら見ていました。
中世ヨーロッパの絵は、命がかかっているので、(宗教的対立から命がけで伝えたいメッセージが含まれてたりするので)怖い絵も多いのですが、
ソウルフルですね。
また行きたいなぁ・・・
皆さんにもお薦めします!